過活動膀胱とは?
(OAB;Overactive Bladder)
急にトイレに行きたくなる
我慢できず
漏れてしまう
過活動膀胱の症状
夜中にトイレで何度も起きる
頻繁にトイレに行く
このような症状で悩んでいる方は、
40歳以上の男女14.1%(約1,040万人)と
7人1人の割合で多くの患者さんが居られます。
※日本排尿機能学会 過活動膀胱ガイドライン作成委員会 編:“5.疫学”過活動膀胱 ガイドライン第2版 リッチメディカル株式会社:80.2015より作成
過活動膀胱とは?
過活動膀胱とは、様々な原因により膀胱周囲にある筋肉(排尿筋)の支配神経(副交感神経)を刺激し、この神経が興奮することで、排尿筋の収縮が過剰に起こります。
そのため、尿が膀胱内に溜まっていないのにも関わらず尿意切迫感(急に我慢ができないほどの強い尿意)がみられる状態を言います。
その結果、頻尿や夜間頻尿などの症状を伴うことをいいます。
=過活動膀胱の原因=
過活動膀胱の原因には、大きく2つに分類されます。
1.神経因性
脳疾患、脊髄疾患、馬尾・末梢神経疾患など
2.非神経因性
[←鍼灸適応]
メタボリックシンドローム、
動脈硬化といった血管内皮機能障害など
生活習慣病の乱れに伴う高血圧、
※メタボリックシンドロームのリスク因子
(高血圧、糖尿病、脂質異常症)の数が多いほど、
下部尿路障害との関連性が強くなることが報告されています。
これまで、鍼灸治療によって膀胱容量の増大、
膀胱の過敏な状態を抑えることにより、
頻尿や尿意切迫の症状改善がみられています。
当院の過活動膀胱に対する施術は、
病態を第一に考え
患者さんのQOL
(生活の質;Quality Of Life)
の改善を目指します。
病院でお薬を処方されている方も
鍼灸治療を併用することで
さらなる症状の改善がみられています。
過活動膀胱でお悩みの方は、
ぜひ当院へご相談ください。