What is interstitial cystitis / bladder pain syndrome?
(IC/BPS;Interstitial Cystitis / Bladder Pain Syndrome)
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◆こんな症状で悩んでいませんか?

「何度もトイレに行きたくなる」
「膀胱がチクチク、ズーンと痛む」
「検査では異常がないのに、つらい症状が続いている」
このような症状が長く続いていませんか?
間質性膀胱炎(IC:Interstitial Cystitis)/
膀胱痛症候群(BPS:Bladder Pain Syndrome)
=定 義=
「膀胱に関連する慢性の骨盤部の疼痛、圧迫感または不快感があり、尿意亢進や頻尿などの下部尿路症状を伴い、混同しうる疾患がない状態」を総称する。混同しうる疾患には、膀胱の感染症、新生物、結石、過活動膀胱などがある。
IC/BPSのうちハンナ病変のあるものをハンナ型間質膀胱炎または間質膀胱炎(ハンナ型;HIC)、それ以外を膀胱痛症候群(BPS)と呼ぶ。
※2019年4月 第1版 発行 間質性膀胱炎・膀胱痛症候群診療ガイドラインより
どちらも膀胱や下腹部に痛み・不快感があり、頻尿や尿意切迫感(我慢できないような尿意)を伴う、慢性的な疾患です。
細菌感染を原因とする一般的な膀胱炎とは違い、抗生物質などの治療ではなかなか改善しません。
【間質性膀胱炎と膀胱痛症候群は、大きく分けて2つのパターンがあります】
間質性膀胱炎(IC)
膀胱の粘膜や壁に慢性的な炎症や損傷があるタイプで、膀胱内に潰瘍(ハンナー潰瘍)が見つかることもあります。
🟠 ハンナ型(間質性膀胱炎)
膀胱の粘膜に「ハンナ病変」と呼ばれる炎症の跡が見つかります。潰瘍のような傷ができていて、痛みの原因になります。内視鏡検査(カメラ)でこの病変を確認することができます。日本では、これを特に「間質性膀胱炎」と呼びます。
膀胱痛症候群(BPS)
明らかな潰瘍がなく、検査でも大きな異常が見られないのに、痛みや違和感・頻尿が続くタイプです。
🟡 非ハンナ型(膀胱痛症候群)
膀胱の中には特に傷や炎症は見られません。
でも、強い痛みや違和感、頻尿といった症状があります。ストレスや神経の敏感さが関係していることも。日本では、こうしたタイプを「膀胱痛症候群」と呼んでいます。
~どちらも、「つらさ」は共通です~
ハンナ型か非ハンナ型かに関わらず、
「トイレが近くて困っている」
「膀胱が痛い・違和感がある」という症状は共通です。
どちらも、体だけでなく心の負担も大きい病気です。
※現在では、この2つをまとめて「IC/BPS(Interstitial Cystitis / Bladder Pain Syndrome)」と呼ぶことが多くなっています。
【主な症状】
◆トイレが近い(頻尿)
◆夜間も何度も起きてしまう
◆尿がたまると膀胱に痛みや圧迫感がある尿を出すと
◆少し楽になるが、すぐにまた行きたくなる
◆性交時に痛みを感じる(特に女性)
◆痛みの場所は、下腹部や骨盤周辺、尿道、会陰部など
◆人によって様々日によって症状が軽い日と重い日がある
【原因や背景について】
はっきりとした原因はまだ解明されていませんが、
以下のような要素が関わっていると考えられています。
◆自律神経の乱れ
◆免疫の異常(アレルギー体質との関連も)
◆慢性的なストレス
◆骨盤底筋の緊張や冷え
◆ホルモンバランスの変化 など
◆鍼灸治療について
間質性膀胱炎・膀胱痛症候群診療ガイドラインにP.72に記載によると、鍼治療の推奨グレードC1とされている。
鍼治療は比較的非侵害刺激的な伝統的な治療であり、その作用機序は曖昧ながら、一部の尿意切迫感や頻尿などの下部尿路障害を有する患者には有効と記載されています。
◆患者さまの声
[ 40代女性・主婦 ]

長年、間質性膀胱炎の症状に悩まされてきました。頻尿や膀胱の不快感が日常生活にも影響し、外出も億劫になってしまって…。娘と一緒に楽しみにしていた推しのアイドルのコンサートも「座っていられるかな」「途中でトイレに行きたくなったらどうしよう」と不安ばかりで、思いきって行けないことが何度もありました。
そんな時にこちらの鍼灸院と出会い、丁寧なカウンセリングとやさしい施術を受けるうちに、少しずつですが症状が軽くなってきました。身体の変化だけでなく、気持ちも前向きになれて、自分自身を少しずつ取り戻していくような感覚がありました。
先日、ついに娘と一緒にコンサートへ!途中で不安になることもなく、最後まで一緒に手を振って、笑って、大好きな時間を過ごすことができました。
「あの頃のお母さんじゃないね」って、娘が笑ってくれたのが本当に嬉しかったです。
本当にありがとうございました。

